少し前に、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の予防接種による副反応を訴える女性達が、集団訴訟を起こしたというニュースを見ました。

 

国と製薬会社を相手に、損害賠償を請求するのだそうです。原告団に参加した女性の中には、私の娘と同年代くらいの子もいたようで、つい見入ってしまいました。

 

この予防ワクチンは、小学校6年生から高校1年生の女子であれば公費補助での接種が可能なようです。私の娘も公費補助の対象に含まれています。少し前までは、国の方でも接種を推奨していたようですね。

 

それがこのような副反応の可能性が問題となって、今の日本では積極的な公的接種の推奨は控えられています。ですがこのワクチンというのは、世界保健機関(WHO)が推奨しているものですし、検診の方もしっかりと受ければ、子宮頸がんの予防率は99%にもなるようなのです。

 

ワクチン接種の有効性もきちんとあるようですが、一方ではリスクもあるということ。娘の接種をどうするか、両面をしっかりと考えて検討したいと思っています。